秋田駒ヶ岳

多彩な高山植物と出会える駒ヶ岳

日本百名山の1つ、秋田駒ヶ岳。秋田県仙北市と岩手県の境にあり、十和田八幡平国立公園南端の名山。

数百種の高山植物を愛でることができる高山植物の宝庫としてもその名を知られており、秋田駒ヶ岳高山植物帯として国の天然記念物に指定されている。

山開きは毎年6月1日で、高山植物が見頃の初夏と秋の紅葉シーズンを目当てに多くの観光客が訪れる。

初夏の駒ケ岳

「花の山」とも呼ばれる駒ヶ岳。高山植物を楽しみたいなら初夏がおすすめ。高山植物の女王コマクサやミヤマキンバイ、ニッコウキスゲなど行く先々で楽しめる。

秋の駒ケ岳

例年9月下旬に紅葉のピークを迎える。8合目より上は森林限界で見晴らしもよく、赤や黄色の鮮やかな絨毯を敷き詰めたような雄大な眺めが遠くまで広がる。

駒ヶ岳のムーミン谷

駒ヶ岳のムーミン谷と呼ばれる馬場の小路も外せない人気スポット。6月～7月にかけてこの谷間には白いチングルマの群生が咲き誇り、まるで絵本の中の世界のよう。

阿弥陀池

標高1530ｍに位置し、北に男女岳、南西に男岳、南東に横岳に囲まれている池。避難小屋があり休憩スポットにもなっている。阿弥陀池周辺も高山植物の見所の1つ。

片倉岳展望台

日本で1番深い湖、田沢湖が見下ろすことができ、天気がよいと白神山地も見える素晴らしい眺望。駒ヶ岳には複数の登山コースがあり、上級者から初級者まで楽しめる。

秋田駒ヶ岳の人気の時期は？

秋田駒ヶ岳の近くにあるスポット

秋田駒ヶ岳を観光したら、秋田駒ヶ岳から車で7分の場所にある「乳頭温泉郷」もついでに巡ってみよう。

乳頭温泉郷

乳頭山の山麓、標高600〜800mに位置する。江戸時代から続く、歴史ある温泉郷だ。十和田八幡平国立公園内にあり、ブナの森など豊かな大自然に抱かれている。

温泉郷は7軒の宿で構成され、10種類以上の源泉が湧く。いずれも名湯の誉れ高く、ノスタルジックな雰囲気と相まって「秘湯ファンの聖地」とも称されている。

秋田駒ヶ岳を観光したついでに行ってみよう。

秋田駒ヶ岳の近くにあるおすすめの宿

秋田駒ヶ岳を観光するなら、秋田駒ヶ岳から車で6分の「田沢湖高原温泉　田沢高原ホテル」が便利。

田沢湖高原温泉　田沢高原ホテル

出典：travel.rakuten.co.jp

旅の疲れを癒やす天然温泉を楽しむことができる全15室の少人数制のリゾートホテル。昔懐かしい温かな雰囲気が特徴のつい長居したくなるような空間だ。宴会場が施設内にあるからお祝いや大人数の旅行にも便利。