東日本最大級の金堂と鳴き龍で有名な武田信玄創建の寺
1558年に武田信玄が創建した寺。川中島の戦いに際し、信濃善光寺の焼失を恐れて本尊を移したのが始まりである。江戸時代中期に建造された山門と本堂は、国の重要文化財に指定された。他にも木造源実朝坐像といった、貴重な文化財の宝庫だ。本堂裏に咲くアジサイも見どころのひとつ。6月中旬から下旬に見ごろを迎える。
甲斐善光寺の見どころ
見どころ1:山門
金堂とともに1754年に焼失し、1796年に再建された山門が現存する。高さは約15mで、門の両脇には金剛力士像が未完成のまま祀られている。
見どころ2:引きずりの鐘
1313年に鋳造された鐘は、県の指定文化財である。重さが150kgあり、信州から引きずって運んだ。その際に付いたという無数の傷が残っている。
見どころ3:金堂
1796年に竣工した本堂だ。完成まで約30年かかったという。撞木造で奥行は約49m、高さ約26m。東日本最大級の規模を誇る木造建築である。
見どころ4:鳴き龍
金堂中陣天井に希斎の筆で2匹の龍が描かれている。吊り天井なので手を叩くと反響し、共鳴が起こる「鳴き龍」だ。鳴き龍として日本一の規模である。
見どころ5:御開帳
数え年の7年に1度、丑年と未年に本尊を安置する厨子の扉が開けられる。本尊は阿弥陀如来像で、1.4mを超える等身仏。1195年に造立された。
甲斐善光寺の人気の時期は?
グラフは「甲斐善光寺」周辺の交通データやSNSでの言及回数を元に作成した、「甲斐善光寺」の年間の人気度を分かりやすく見える化したものだ。
これを見ても分かるとおり、「甲斐善光寺」は5月頃にピークとなり、春に訪れることが多い観光スポットだと分かる。旅行計画の参考にしてみてほしい。
甲斐善光寺の近くにあるスポット
甲斐善光寺を観光したら、甲斐善光寺から車で3分の場所にある「舞鶴城公園」もついでに巡ってみよう。
舞鶴城公園
優美な姿から「舞鶴城」の異名を持つ、甲府城跡を整備した公園である。園内には1583年に築かれた石垣が残っているほか、稲荷櫓や門が復元されている。往時の雰囲気が随所に漂う。天守台は甲府市街などを見渡せる絶景スポット。春には桜が城跡を彩り、いっそう風情が増す。花見や散策を満喫できる、甲府市民憩いの場だ。
甲斐善光寺を観光したついでに行ってみよう。
甲斐善光寺の近くにあるおすすめの宿
甲斐善光寺を観光するなら、甲斐善光寺から車で3分の「城のホテル甲府」が便利。
城のホテル甲府
温泉付きのビジネスホテル。宿泊に欠かせない設備や備品が整ってながらリーズナブルでコスパの良さが高評価。甲府盆地を一望する温泉大浴場と屋上露天風呂を満喫できるのも魅力。朝食は山梨のグルメや食材を活かしたビュッフェを楽しめる。ラウンジやマッサージがあるからホテルで大人の時間を過ごすことができるだろう。
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甲斐善光寺のアクセス
甲斐善光寺の詳細情報
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