富の象徴「うだつ」が目を引く江戸時代の町並み
美濃市美濃町に残る江戸時代の町並みである。屋根の両端を高くした防火壁「うだつ」のある町家が特徴だ。一帯は美濃和紙の生産で栄え、うだつは防火壁だけでなく裕福な商家の装飾の役割を持つようになった。紙問屋や造り酒屋を見学して、往時の栄華に想いを馳せよう。町家を利用した和紙小物の店、カフェを巡るのも楽しい。
うだつの上がる町並みの見どころ
見どころ1:城下町の面影
飛騨高山藩主・金森長近は、1605年に隠居城として小倉山城を築造。一帯は、その城下町として整備された。いまも城下町の面影が随所に残っている。
見どころ2:旧今井家住宅
江戸時代末期に庄屋を務め、昭和初期まで紙問屋だった市内最大規模の商家。天井に設けられた明り取り、帳場や蔵に加え、庭園の水琴窟も見どころだ。
見どころ3:小坂家住宅
1773年ごろに建てられたという、江戸時代後期の典型的な町家だ。屋根の中央が緩やかに膨らんだ「むくり屋根」が特徴。国の指定重要文化財である。
見どころ4:山田家
江戸中期に開業した、町医者の住宅である。風格ある門構え、陶器製の防火水槽は一見の価値あり。現在は、和紙のちぎり絵などを展示するギャラリーだ。
見どころ5:美濃和紙あかりアート展
毎年10月に開催される、美濃和紙で作った灯りのオブジェを展示するアートイベントだ。和紙越しの灯りが、うだつの上がる町並みを優しく照らし出す。
うだつの上がる町並みの人気の時期は?
グラフは「うだつの上がる町並み」周辺の交通データやSNSでの言及回数を元に作成した、「うだつの上がる町並み」の年間の人気度を分かりやすく見える化したものだ。
これを見ても分かるとおり、「うだつの上がる町並み」は8月頃にピークとなり、秋に訪れることが多い観光スポットだと分かる。旅行計画の参考にしてみてほしい。
うだつの上がる町並みの近くにあるスポット
うだつの上がる町並みを観光したら、うだつの上がる町並みから車で21分の場所にある「モネの池 岐阜県」もついでに巡ってみよう。
モネの池 岐阜県
フランスの画家、クロード・モネの代表作『睡蓮』に似た風景を楽しめる池だ。正式な名称がない灌漑用の小さな貯水池だが、その美景をひと目見ようと多くの人が訪れる。池に流れ込む高賀山の伏流水には養分が少なく、微生物が育たないために透明度が高いという。桜や睡蓮、コウホネなど、季節ごとの変化も見どころである。
うだつの上がる町並みを観光したついでに行ってみよう。
うだつの上がる町並みの近くにあるおすすめの宿
うだつの上がる町並みを観光するなら、うだつの上がる町並みから車で25分の「長良川温泉 岐阜グランドホテル」が便利。
長良川温泉 岐阜グランドホテル
長良川河畔に建つラグジュアリーなシティホテル。美しい景色が魅力で長良川と金華山の絶景を満喫できる。天然温泉も魅力のひとつで長良川温泉の白湯・薬草風呂を満喫できる。夕食はフランス料理の展望レストランや北京料理、日本料理から選べる。エステルームやマッサージが施設内にあるからホテル自体も楽しみたい女子旅でも活用できそう。
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うだつの上がる町並みのアクセス
うだつの上がる町並みの詳細情報
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