「西美濃の要衝」として関ヶ原の戦いの本拠になった城
1500年に築かれた「麋城(びじょう)」「巨鹿城(きょろくじょう)」の別名を持つ城だ。関ヶ原の戦いでは西軍・石田三成の本拠地になった。かつては珍しい4層の天守を有していたが、戦火で焼失。現在の城は1959年に再建された。周辺は「大垣公園」として整備され、市民憩いの場だ。城を眺めながら散策を楽しもう。
大垣城の見どころ
見どころ1:東門
かつて大垣城には「七口之門」と呼ばれる、7つの門があった。そのうち柳口門が天守再建時に移築され、現在の表門になっている。趣深いたたずまいだ。
見どころ2:天守
築城当初は本丸と二ノ丸だけだったが、1500年代後半に4重4層の天守が加えられた。焼失するまで、旧国宝であった。最上階からは市街を一望する。
見どころ3:天守内部
内部には関ヶ原の戦い直前に書かれた連署、戦国武将たちの甲冑といった貴重な資料が展示されている。武士や庶民の暮らしも紹介されており、興味深い。
見どころ4:戸田氏鉄公
美濃大垣藩初代藩主・戸田氏鉄は、1635年から城主を務めた。新田開発や教育に注力し、名君として慕われたという。大垣公園の城西広場に像が立つ。
見どころ5:春宵の桜
ソメイヨシノ、ウコンザクラやギョイコウザクラなど、約30種200本が咲き誇る。見ごろは3月下旬から4月上旬。ライトアップされた夜桜は必見だ。
大垣城の人気の時期は?
グラフは「大垣城」周辺の交通データやSNSでの言及回数を元に作成した、「大垣城」の年間の人気度を分かりやすく見える化したものだ。
これを見ても分かるとおり、「大垣城」は8月頃にピークとなり、春に訪れることが多い観光スポットだと分かる。旅行計画の参考にしてみてほしい。
大垣城の近くにあるスポット
大垣城を観光したら、大垣城から車で16分の場所にある「養老天命反転地」もついでに巡ってみよう。
養老天命反転地
約18,000㎡の敷地に、荒川修作とマドリン・ギンズ両氏の作品を配したテーマパークである。遠近感や平衡感覚を混乱させる仕掛けが施され、園内を巡ることで作品を体感。テーマパーク全体がモダンアートといえる。『極限で似るものの家』などユニークな作品を鑑賞しよう。園内は起伏に富む。歩きやすい靴がおすすめだ。
大垣城を観光したついでに行ってみよう。
大垣城の近くにあるおすすめの宿
大垣城を観光するなら、大垣城から車で17分の「養老温泉 滝元館 遊季の里」が便利。
養老温泉 滝元館 遊季の里
養老のゆたかな自然に抱かれた山あいに建つ高級旅館。室内から見える濃尾平野の絶景を満喫できる。温泉も魅力で田園風景や満天の星を眺められる露天風呂を楽しむことができる。売店やマッサージなどの便利な設備も整っている。
-
◆全国旅行支援2023◆
\20%OFF(5000円上限)+クーポン2000円/
- じゃらんで詳細を見る
- 一休.comで詳細を見る
大垣城のアクセス
大垣城の詳細情報
- 名称
- 大垣城
- 住所
- 岐阜県大垣市郭町2丁目52
- 営業・開催期間
- 火曜日・祝日の翌日・年末年始
- 営業時間
- 9:00~17:00
※新型コロナウイルス感染拡大の影響により、営業時間が一時的に変更となっている場合があります。最新情報は公式HPや公式SNSなどで直接ご確認ください。
- 入場料
- 大人:100円
常に最新の情報に更新するよう心がけておりますが、営業日、営業時間、支払い方法をはじめとする情報は常に更新されているため、正確な情報は事前に公式HPやSNSなどからご確認いただくことをおすすめします。情報の正確性については保証されませんのであらかじめご了承ください。