兼六園

四季折々の美しい景色が魅力の日本庭園

兼六園は江戸時代の代表的な大名庭園として知られる日本の歴史的文化遺産。金沢市の中心部に位置し、四季折々の美しさを楽しめる庭園として国内外の観光客から親しまれている。

眺望や広さ、美しさなど庭園に求められる6つの要素をすべて兼ね備えていることから兼六園という名称が付けられたそう。

園内は霞ヶ池、眺望台、唐崎松、花見橋など見どころが豊富。春は桜、夏は新緑と青空、秋は紅葉、冬は雪景色などどの季節に訪れても美しい庭園を見ることができる。

兼六園の春夏秋冬の魅力

春の兼六園

春は一年で最も人気のある季節で観光客が多く集まる時期だ。8月頃には「兼六園」のトップシーズンを迎える。

4月上旬には桜が見頃を迎える。ソメイヨシノ、ヒガンザクラ、サトザクラ、ヤマザクラ、ケンロクエンキクザクラ、ケンロクエンクマガイなど様々な種類の桜を楽しむことができる。日本庭園に桜が映えて実に美しい景色だ。

夏の兼六園

夏は新緑が美しい季節。園内には様々な植物や木々が美しく園内を飾る。晴天の日には池に反射した緑と青空のコントラスが実に美しい。

秋の兼六園

11月上旬には紅葉が見頃を迎える。赤や黄色に色づいた紅葉により、園内は趣深い雰囲気に包まれる。徽軫灯籠の周辺、霞ヶ池の水面に移る紅葉などがおすすめのビューポイント。

冬の兼六園

雪づりは職人が一本一本手作業で進める冬の風物詩。雪が降り積もった兼六園はなんとも言えない清浄な雰囲気に包まれる。例年2月に開催される冬のライトアップがおすすめ。

兼六園の人気の時期は？

グラフは「兼六園」周辺の交通データやSNSでの言及回数を元に作成した、「兼六園」の年間の人気度を分かりやすく見える化したものだ。

「兼六園」のトップシーズンは春で、その中でも8月は一年で最も人気のある時期となる。逆に閑散期は6月になり一年で最も観光客の少ない時期になる。

兼六園の近くにあるスポット

兼六園を観光したら、兼六園から歩いて5分の場所にある「金沢21世紀美術館」もついでに巡ってみよう。

金沢21世紀美術館

出典：kanazawa21.jp

現代アートを展示する美術館。「まちに開かれた公園のような美術館」がコンセプトで、公園のように気軽に入ることができるオープンスタイルの美術館だ。

建物は建築界のノーベル賞とされる「プリツカー賞」を受賞した日本を代表する建築家ユニットであるSANAAの設計。外と中の境界線を感じさせない透明感のあるデザインは秀逸。

見どころは水の中にいるかのような不思議な感覚になる「スイミング・プール」、季節ごとに姿を帰る「緑の橋」、光の三原色を表現した「カラー・アクティヴィティ・ハウス」など。

兼六園を観光したついでに行ってみよう。

兼六園の近くにあるおすすめの宿

兼六園を観光するなら、兼六園から歩いて8分の「金沢白鳥路　ホテル山楽」が便利。

金沢白鳥路　ホテル山楽

出典：ikyu.com

金沢市内では珍しい天然温泉の大浴場が魅力のラグジュアリーなシティホテル。美味しい朝食が人気で高級魚のノドグロや加賀料理をふんだんに盛り込んだ豪華なビュッフェを食べることができる。夕食は金沢の食材を活かした会席料理を楽しめる。ゆっくりできるラウンジやマッサージがあるからホテルでゆっくりと過ごすことができる。