1,001体の千手観音像に圧倒される天台宗の寺院
1165年に後白河上皇が創建した天台宗の寺院。正式名称は蓮華王院である。本堂「三十三間堂」と、堂内に祀る1,001体の千手観音立像で知られる。南大門や太閤塀などの歴史的建造物も見どころだ。また、江戸時代の「通し矢」に因む行事「大的大会」が開催される。京都・東山エリアに行くなら外せない観光スポットだ。
南大門
塩小路通沿いに立つ巨大な門である。1600年に豊臣秀頼が建立した。切妻造、本瓦葺の八脚門で、桃山時代の建築様式を今に伝える。国の重要文化財。
本堂「三十三間堂」
南北の幅120mに及ぶ、日本一長大な本堂。柱の間が33あることから「三十三間堂」の通称で呼ばれる。現存する本堂は、1266年に再建された。
千手観音立像
中尊丈六千手観音坐像を中心にして左右に500体ずつと背後に1体、計1,001体の千手観音立像を祀る。平安・鎌倉時代に作られ、いずれも国宝だ。
太閤塀
南大門を挟んで東西に残る、高さ5.3m・長さ92mの土塀だ。太閤・豊臣秀吉が寄進したため、「太閤塀」という。瓦には豊臣家の桐紋が付いている。
通し矢
通し矢は、本堂軒下の南北約121mを射通す弓術競技。江戸時代に盛んだった。伝統を受け継ぎ、現在は1月に「三十三間堂大的全国大会」を開催する。
三十三間堂の人気の時期は?
三十三間堂の近くにあるスポット
三十三間堂を観光したら、三十三間堂から歩いて2分の場所にある「京都国立博物館」もついでに巡ってみよう。
京都国立博物館
1897年に帝国京都博物館として開館。1947年に改称された。平安時代から江戸時代までの京都にまつわる文化財を収蔵・展示している。約30件の国宝と200件の重要文化財をはじめ、計8,000件を収蔵する。レンガ造の重厚な建物も見どころだ。カフェとミュージアムショップが充実しているので、ぜひ立ち寄ろう。
三十三間堂を観光したついでに行ってみよう。
三十三間堂の近くにあるおすすめの宿
三十三間堂を観光するなら、三十三間堂から歩いて1分の「ハイアット リージェンシー 京都」が便利。
ハイアット リージェンシー 京都
京都国立博物館・三十三間堂の近くに建つラグジュアリーなシティホテル。美食を味わえる宿として知られており、「トラットリア セッテ 」で正統派のイタリア料理、「東山」では日本料理・江戸前寿司や炭火焼きを味わえる。食事だけでも食べに行きたくなる味だ。朝食の評判がよくフルコンチネンタルビュッフェやアラカルトメニュー、和朝食から好きな方を選んで食べることができる。ゆっくりできるラウンジやバーがあるから大人のホテル時間を楽しむことができるだろう。
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三十三間堂のアクセス
三十三間堂の詳細情報
- 名称
- 三十三間堂
- 住所
- 京都府京都市東山区三十三間堂廻町657
- 営業時間
- 受付時間:8:00~16:30受付時間:11月16日~3月31日 9:00~15:30
※新型コロナウイルス感染拡大の影響により、営業時間が一時的に変更となっている場合があります。最新情報は公式HPや公式SNSなどで直接ご確認ください。
- 入場料
- 大人:600円 (25名様以上は団体割引)大学生:600円 (25名様以上は団体割引)高校生:400円 (25名様以上は団体割引)中学生:400円 (25名様以上は団体割引)小学生:300円 (25名様以上は団体割引) ※小学生未満は無料
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