季節ごとの風景が美しい寺院
足利尊氏が1343年に創建した、臨済宗天龍寺派の総本山だ。足利将軍家と後醍醐天皇ゆかりの寺として名高い。境内の建造物は焼失などにより、ほとんどが明治期以降の再建である。約700年前の面影をとどめる曹源池庭園は、国の特別名勝・史跡に指定されている。桜や新緑、紅葉、雪化粧など、季節ごとの美景を楽しもう。
春の枝垂桜は必見
境内の至る所で花見を楽しめるが、多宝殿を囲むように咲く枝垂桜は特に素晴らしい。高台の「望郷の丘」からは、境内の桜を見渡せる。4月上旬が盛り。
曹源池庭園の秋
夢窓国師が作庭した曹源池庭園は、嵐山や亀山を借景にしている。11月中旬から12月上旬には、紅葉が曹源池を縁取る。池に映る紅葉も見どころだ。
法堂
蛤御門の変で焼失したため、江戸後期建立の雲居庵禅堂を1900年に移築して法堂とした。堂内の天井に描かれた雲龍図「八方睨みの龍」は迫力がある。
達磨図
庫裡の正面玄関に置かれた大衝立には、達磨図が掲げられている。禅宗の初祖・達磨大師をモチーフにしており、力強いタッチと独特の表情が印象的だ。
百花苑
多宝殿から北門に至る苑路で、庭園として整備されている。自然の傾斜を生かした造りで樹木が茂り、新緑の季節が美しい。北門は竹林の道に続いている。
天龍寺の人気の時期は?
天龍寺の近くにあるスポット
天龍寺を観光したら、天龍寺から歩いて2分の場所にある「竹林の道」もついでに巡ってみよう。
竹林の道
大河内山荘と野宮神社を結ぶ、約400mの小道。周辺には数万本の竹が生い茂り、幻想的な雰囲気が漂う。途中の天龍寺北門から大河内山荘までは100mにわたって小柴垣が連なり、趣がある。京都を代表する風景だ。雪化粧した竹林も美しい。散策だけでなく、人力車での観光も楽しめる。嵐山を訪れるなら、ぜひ立ち寄ろう。
天龍寺を観光したついでに行ってみよう。
天龍寺の近くにあるおすすめの宿
天龍寺を観光するなら、天龍寺から歩いて3分の「旅亭 嵐月」が便利。
旅亭 嵐月
嵐山の静かなエリアに建つ高級旅館。美食の宿として高い評価を受けており、嵐山の四季を感じることができる旬の京料理を食べることができる。後々まで記憶に残る食事になるだろう。お風呂も魅力のひとつで嵐山の景色を眺めながら過ごすことができるヒノキ風呂や設楽焼きの露天風呂を満喫できる。
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天龍寺のアクセス
天龍寺の詳細情報
- 名称
- 天龍寺
- 住所
- 京都府京都市右京区嵯峨天竜寺芒ノ馬場町68
- 営業時間
- ◆3月21日~10月20日 8:30~17:30◆10月21日~3月20日 8:30~17:00
※新型コロナウイルス感染拡大の影響により、営業時間が一時的に変更となっている場合があります。最新情報は公式HPや公式SNSなどで直接ご確認ください。
- 入場料
- 大人:500円 庭園参拝料(諸堂参拝は300円追加)
常に最新の情報に更新するよう心がけておりますが、営業日、営業時間、支払い方法をはじめとする情報は常に更新されているため、正確な情報は事前に公式HPやSNSなどからご確認いただくことをおすすめします。情報の正確性については保証されませんのであらかじめご了承ください。