枯山水の石庭が世界的に名高い室町時代創建の寺
細川勝元が1450年に創建した寺院である。元々は、公卿・徳大寺実能の山荘だった。織田信長や豊臣秀吉ともゆかりが深い。枯山水の石庭が知られ、1975年に英国女王のエリザベス2世が拝観した際に賞賛。1994年には境内全域が世界遺産に登録され、京都を代表する庭園となった。方丈や鏡容池なども見どころである。
方丈
1797年に焼失し、現在の方丈は火災後に移築された建物。国の重要文化財である。1953年から5年間かけて描かれた、龍と金剛山の襖絵が有名だ。
方丈の石庭
幅25m奥行10mの庭一面に白砂を敷き詰め、15個の石を配している。白砂の砂紋は波を表す。禅の美を極めた空間だ。「七五三の庭」とも呼ばれる。
知足の蹲踞(つくばい)
茶室に入る前に手や口を清めるための手水鉢だ。水戸藩主・徳川光圀が寄進したと伝わる。謎解き風に図案化した禅の格言「知足の心」が記されている。
夏の鏡容池
平安時代に公卿が舟を浮かべて遊んだという池である。ほとりには草花や樹木が茂り、水鳥が羽を休めている。5月中旬から8月下旬は睡蓮が見ごろだ。
秋色に染まる山門
それぞれ約400本の桜とモミジが鮮やかに色づく。鏡容池の周辺が美しく、庫裡と山門の前にはモミジのトンネルができる。11月下旬から中旬が盛り。
龍安寺の人気の時期は?
龍安寺の近くにあるスポット
龍安寺を観光したら、龍安寺から歩いて7分の場所にある「仁和寺」もついでに巡ってみよう。
仁和寺
888年に宇多天皇が創建した、真言宗御室派の総本山である。天皇家と関わりが深く、「御室御所」とも呼ばれていた。京都でもっとも遅咲きといわれる境内の桜は、「御室桜」として有名だ。桜をかたどった御守が人気で、春には「御室はなまつり」が開催される。他にも五重塔や金堂、国指定名勝の庭園など見どころが多い。
龍安寺を観光したついでに行ってみよう。
龍安寺の近くにあるおすすめの宿
龍安寺を観光するなら、龍安寺から車で5分の「京都ブライトンホテル」が便利。
京都ブライトンホテル
京都御所の西側、閑静な住宅街というロケーションの良さが特長のラグジュアリーなシティホテル。夕食は京懐石や鉄板焼き、中国料理から選べる。ゆっくりできるラウンジやバーがあるからホテルで過ごす時間を充実させることができるだろう。
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龍安寺のアクセス
龍安寺の詳細情報
- 名称
- 龍安寺
- 住所
- 京都府京都市右京区竜安寺御陵下町13
- 営業時間
- ◆8:00~17:00◆12月~2月 8:30~16:30
※新型コロナウイルス感染拡大の影響により、営業時間が一時的に変更となっている場合があります。最新情報は公式HPや公式SNSなどで直接ご確認ください。
- 入場料
- 大人:500円
常に最新の情報に更新するよう心がけておりますが、営業日、営業時間、支払い方法をはじめとする情報は常に更新されているため、正確な情報は事前に公式HPやSNSなどからご確認いただくことをおすすめします。情報の正確性については保証されませんのであらかじめご了承ください。