沖縄県で人気のインドカレーおすすめランキングBEST10
最終更新日:2024-11-01 沖縄県
お腹が空いてくるとふと食べたくなるインドカレー。お店の中に入ればおいしそうなインドカレーの匂いと雰囲気にワクワク感が湧いてくる。ひとくち口に入れれば食べ終わるまでが至福の時間だ。
しかし、沖縄県には「食堂インド」、「スーリヤ食堂」、「タンドールバル カルダモン」、「クリシュナ」など有名なインドカレーのお店が数限りなくあり、どこのお店を選べば良いのか分からないという人も多いのではないのだろうか。
せっかく食べるなら美味しいものを食べたい。そんな想いに応えるべく、ローカルベスト編集部で「美味しいインドカレーとは何か」をゼロから再考し、美味しいインドカレーのお店の選び方を考えてみた。その上で、分かりやすくインドカレーを選べるように沖縄県でおすすめの人気インドカレー店をランキング形式で紹介したいと思う。
食に関するコンテンツを制作する専門チーム。グルメ情報誌出身者や食通のメンバーを中心に地域のグルメ情報に精通した外部のローカルガイドで構成されている。飲食店やお取り寄せグルメ、地域の特産品などのコンテンツを担当。
美味しいインドカレーの選び方
1.国や地域による味の違いで選ぶ
インドカレーと一言で言っても地域によって味は全然異なっている。例えば北インドではバターチキンをはじめとするクリームが入ったマイルドなカレーにナンやチャパティをつけて食べるのが一般的だが、南インドでは野菜や豆のカレーが多く、油をほとんど使わずにシャビシャビのカレーをご飯で食べる。西海岸では欧州風のカレーがあるし、東側ではベンガル料理という独自の食文化がある。
自分好みのインドカレー店を見つけるために、まずは地域による味の違いや特徴を見ていく。
北インド
北インドでは肉や豆のクリーミーなカレーが多い。日本でインドカレーといえば北インドカレーなのでイメージしやすいと思う。バターチキンはよく知られた北インドカレーだが、それ以外にも、ダルチキン、マトンコルマ、パラクパニールなど数多くのメニューがある。生クリームをよく使うのでマイルドで濃厚なカレーが多い。
主食は日本ではナンということが多いが、ナンは手間のかかるタンドールが必要なのでインドでは鉄板で簡単に作れるチャパティのほうが一般的だ。
北インドは中東の影響を受けていることから、シークカバブやタンドリーチキンなどの肉をタンドールで焼き上げた料理もよく食べられる。
◆バターチキン......トマトと生クリームのマイルドなカレー。
◆ダル(ダール)......ひよこ豆などの豆類のカレー。上級者向けだがインド人は大好き。
◆コルマ......ココナッツミルク、生クリーム、カシューナッツなどのペースト。濃厚でコク深い。
◆パニール......チーズのこと。チーズのコクとマイルドな口当たりが美味しい。
◆マライ......牛乳や生クリームベースのカレー。バターチキンが好きならマライカレーも好きなはず。
◆タンドリーチキン......ヨーグルトやスパイスで漬け込んだチキン料理。
◆シークカバブ......羊肉のつくね。
◆ビリヤニ......お米とスパイスをマトンや鶏肉などと一緒に炊き上げる炊き込みご飯。
南インド
南インドカレーはさらさらとしておりナンではなくライスで食べるのが一般的。南インドカレーと言えばミールスが基本で、大きく分けて肉が入ったノンベジミールスと野菜や豆だけのベジミールスの二つがある。
主にライスを中心にして、数種類のカレー、サンバル、ラッサム、パパド、ワダなどがのったワンプレートの定食だ。一つずつ食べるというよりはお好みでそれぞれを混ぜながら食べるというのが基本的な食べ方になる。
◆ミールス......カレーやおかずをご飯に混ぜながら食べるスタイルの食事
◆サンバル......豆と野菜のカレー
◆ラッサム.....トマトやタマリンドで作る酸っぱいスープ。日本の味噌汁的な位置付け。
◆バスマティライス......インドの高級米で軽くて香り豊かな米。カレーによく合う。
◆ワダ......豆粉を使ったインド風のドーナッツ
◆パパド......豆のせんべい。
◆ドーサ......米粉のクレープ。具材と一緒に食べたり、カレーにつけて食べる。
◆ビリヤニ......お米とスパイスをマトンや鶏肉などと一緒に炊き上げる炊き込みご飯。
ベンガル地方
インドとバングラディッシュにまたがるベンガル地方ではベンガル料理と呼ばれる独自の食文化がある。和食のように魚や豆、野菜を使った料理を米で食べる。
海水魚よりも淡水魚を好み、川魚をカレーによく使うこともベンガル料理の特徴。油を多く使うことを良しとせず蒸して調理する料理も多い。味付けはマスタードやフェンネルなどのスパイスをよく使うのが特徴だ。
コース料理のように揚げ物、汁物、野菜、魚・肉料理、ポラオ(ピラフ)、デザートなどの順番で食べる。
◆チョッチョリ......野菜や魚の蒸し料理。
◆ボルタ......食材を押しつぶして作るお惣菜の総称。
◆バジ......野菜や卵を炒めたり焼いたりする料理の総称。
◆ビリヤニ......お米とスパイスをマトンや鶏肉などと一緒に炊き上げる炊き込みご飯。
◆ジョル......スパイスで肉や野菜を煮込む汁料理。スープカレーのようなもの。
◆ルチ......小麦で作った揚げパンのようなもの。
西海岸地方(ゴア州)
インドの西側のゴア地方はかつてポルトガルに支配された歴史がある影響で、欧州料理の影響を強く受けている。ワインやビネガーのような他のインドの地方では使わないような食材を使う。インドでは宗教や文化的な理由で豚肉は食べないが、ゴア地方だけは豚肉を使ったカレーがある。
◆ポークビンダル......ワインビネガーやニンニクを使ったカレー。
◆ゴアフィッシュカレー......タマリンドとココナッツミルクで煮込んだ魚のカレー。
ネパール
ネパールはインド北部と接していることから食文化も北インドに似ている。ダルバートというお皿に盛られた定食が一般的で、カレーやおかずもご飯で食べる。
食材の種類や調味料は北インドカレーに近いが、ネパールカレーのほうが辛さは控えめでスパイスもそこまで強くなく、あっさりした味わいのカレーが多い。
◆ダルバート......ご飯、ダルスープ、タルカリ、アチャールなどがのったワンプレート定食。
◆ダルスープ......豆のスープ
◆タルカリ......お惣菜やおかず
◆アチャール......漬物やピクルスのようなもの
◆モモ......スパイスの効いた餃子のような食べ物
◆トゥクパ......うどんのような麺料理
◆チヤ......甘いミルクティー。シナモンなどのスパイスが入っている。
スリランカ
スリランカカレーは魚介や豆、野菜を材料によく用いる。モルディブ・フィッシュというマグロで作るかつお節を使うので、魚の旨味が効いていて日本人には馴染みやすい味だ。野菜やココナッツミルクがたくさん入っているので自然な甘味で食べやすい。
◆ライス・アンド・カレー......カレーやご飯、おかずを好きなようにお皿に持った食事スタイル
◆ククルマス......鶏肉のカレー。
◆イディアッパ......米粉の麺をカレースープにつけて食べる料理
◆キリバット......ココナッツミルクで炊いた米料理。
2.タンドールのあるお店はより本格的な味を食べれる
タンドールとはインド料理で使われる水筒のような形の縦に細長い窯のこと。釜の中に長い鉄串で刺したお肉を入れて焼き上げる。遠赤外線の効果でじわじわと内側から熱が入るため肉類はジューシーな味わいになる。
タンドリーチキンやシシカバブはよく知られたタンドールの料理の一つ。ちなみにナンはこの細長いタンドールの窯の内側面に貼り付けて焼くため、縦に長い三角形のような独特の形に仕上がるのである。
タンドリーチキンとナンを作る調理器具だと考えればインド料理屋には必ずあるものだと思われるが、タンドールは値段が高いもので決して気軽に導入できるものではない。また、窯の中は450度を超える超高温なので専門の料理人でないと扱うことはまず難しい。素人のアルバイトのみのお店ではまず導入は無理だし、専門のインド料理屋でも必ずしも導入しているわけではない。
以上のことから、タンドールのあるお店は二つの意味でおすすめだ。第一に本格的なタンドリーチキンやナンを食べることができるということ。第二にタンドールを扱える本物のインド人シェフがいるということ、すなわちプロのシェフが作った美味しいインドカレーが食べられるということだ。
3.辛さを調節できるお店を選ぶ
インド料理を食べる上で辛さを選べるかどうかは非常に重要な要素だ。いくら最高の食材を集めてプロのシェフが美味しいカレーを作ってくれても辛すぎたら舌が痛くなって、それを美味しいと感じなくなる。美味しさよりも辛さしか感じないだろう。
私自身も日々多くのインドカレー店で本格的な辛さのインドカレーを食べ歩いているので辛さには慣れている方だが、それでも辛すぎるカレーを食べるのはかなりきつい。
美味しいと感じる辛さのレベルも人それぞれで全く異なってくる。同じ辛さのものを食べても人によって感じ方が全く異なるのはごくごく自然のことだ。だからこそ、辛さを選べるお店というのは良心的だと思う。楽しみにしていたのに辛すぎて何も感じないなんて悲しいことにはならない。
辛さを選べること、特に日本人でも食べれるレベルの辛さを用意してくれているインド料理屋を選ぶのが良いと思う。そして、最初に訪れるお店では一番辛さを控えめで注文しよう。辛くない分には後からでも辛さを足してもらうことができるからだ。
沖縄県で人気のインドカレーおすすめランキングBEST10
選び方のポイント3点「国や地域による味の違いで選ぶ」「タンドールのあるお店はより本格的な味を食べれる」「辛さを調節できるお店を選ぶ」を踏まえ、おすすめのインドカレーをランキング形式で紹介する。
ランキングは「美味しいインドカレーとは何か」を吟味した上で、選び方のポイントなどを元にして一定の基準を満たす店舗を独自の評価基準で採点し編集部で独自に順位付けしている。
沖縄のおすすめランキング
1
地元民に25年以上愛されるインド料理店。木目調のおしゃれな店内はまるでカフェのよう。昼は気軽にインドカレー、夜はお酒を片手にインド料理をつまめるダイニングバーになる。沖縄を代表する人気店とあって味は本格的だ。人気はマトン系のカレーでマトンとは思えないほどくせが少なくはあっさりとして食べやすい。アラカルトは土釜タンドールで炭火焼きにしたチキンや海老などが美味しい。インドのお酒もたくさんあるのでぜひトライしてみたい。グルメ系のメディアやブログでも取り上げられたことがある評判の高いお店。牧志駅から歩いて4分の場所にお店はある。
- 【詳細情報】
- 住所:沖縄県那覇市牧志3-8-29
- 営業時間:月〜金 10:00~16:00 18:00〜21:00(完売次第終了)土 10:00〜16:00
- 定休日:日曜日
- アクセス:牧志駅から徒歩4分
※新型コロナウイルス感染対策の影響で営業時間が変更になってる可能性があります。詳細は運営者に直接ご確認ください。
2
沖縄では貴重な南インドカレーが食べれるお店。メニューは南インドの定食であるミールスが基本。数種類のカレーやサンバル、パパド、おかずをライスにかけながら食べる。いくつものスパイスが折り重なる香り高い味わいは本格的な味だ。ミールスにあるチキンカレーは柔らかく煮込まれた鶏肉が美味しい。これだけでも食べたい美味しさ。このお店はインドカレー好きにも有名なお店で、遠くからはるばる通う人も多い。
- 【詳細情報】
- 住所:沖縄県国頭郡本部町字伊豆味378-1
- 営業時間: 11:30~16:00(売切次第終了)
- 定休日:木曜日・金曜日
※新型コロナウイルス感染対策の影響で営業時間が変更になってる可能性があります。詳細は運営者に直接ご確認ください。
3
人気のインドカレー店「食堂インド」から独立した店主がオープンしたタンドール料理とお酒が楽しめるお店。タンドールチキン、ガーリックチキン、フィッシュティッカ、タンドリープロン、シークカバブ、マトンケバブなどの本格的なタンドール料理が揃う。どれもスパイシーでインドらしさを味わえる上、お酒にもよく合う味付けにしているところがさすがである。ランチではシンプルにナンで食べるカレーや南インドのミールスも出している。沖縄県でインドカレーを食べるなら是非とも行きたいお店の一つ。安里駅から歩いて2分の場所にお店はある。
- 【詳細情報】
- 住所:沖縄県那覇市安里380-4 AIAI 2 102
- 営業時間: [月~水・日]17:30~23:00(L.O) [金・土] 17:30~24:00(L.O)
- 定休日:木曜日
- アクセス:安里駅から徒歩2分
※新型コロナウイルス感染対策の影響で営業時間が変更になってる可能性があります。詳細は運営者に直接ご確認ください。
4
人気のインドカレー店。おすすめは豆カレーでシンプルなスパイシーカレーのベースに豆がマッチしており何度でも食べたくなる味。チキンカレーやマトンカレーなども評判だ。タンドールで焼き上げるナンもほんのりと甘味があってなかなか良い。他にもチキンティッカはスパイスとヨーグルトで漬け込んだ鶏肉が実においしいので一度食べてみてほしい。地域のインドカレー好きからも愛されているお店でファンが多い。
- 【詳細情報】
- 住所:沖縄県沖縄市久保田3-1-12 プラザハウスフェアモール 3F
- 営業時間: 11:30~15:30(LO15:00)18:00~22:00(LO21:30)
- 定休日:火曜日 (日本の祝日の場合はランチのみ営業)
- アクセス:沖縄市のプラザハウスショッピングセンターの3階
※新型コロナウイルス感染対策の影響で営業時間が変更になってる可能性があります。詳細は運営者に直接ご確認ください。
5
チーズナンが美味しいと評判のお店。インドネパール系のカレー店でクリーミーなカレーが主体。人気はバターチキン。濃厚なクリームの風味とトマトのうまみが漂うチキンカレーは実に美味しい。エビカレーやマトンカレーもおすすめだ。このお店は人気店なので混雑することも多いがそれでも訪れる価値はある。浦添前田駅から車で3分程度の場所にお店はある。
- 【詳細情報】
- 住所:沖縄県浦添市伊祖1-28-13 2F
- 営業時間: 11:30~23:00
- 定休日:年中無休
- アクセス:浦添前田駅から車・タクシーで3分程度
※新型コロナウイルス感染対策の影響で営業時間が変更になってる可能性があります。詳細は運営者に直接ご確認ください。
6
バーのような落ち着いた雰囲気の店内はデートでも使えそうなおしゃれな空間。どれも美味しいが最初に食べたいのはバターチキン。チキンの旨味とクリームのコクが凝縮された味は何度でも食べたくなる味。キーマカレーやエビカレーなども美味しい。焼きたてで出てくるナンも香ばしい香りと甘い口当たりがいい感じ。サイドメニューの中でも人気のタンドリーチキンはスパイスとヨーグルトで漬け込んだ鶏肉が実においしいので是非食べてほしい。
- 【詳細情報】
- 住所:沖縄県中頭郡北谷町北谷2-12-6
- 営業時間: [月〜日]11:00〜16:00(L.O15:30)17:00〜23:00(L.O22:00)
- アクセス:国道58号 北谷(南)交差点近く
※新型コロナウイルス感染対策の影響で営業時間が変更になってる可能性があります。詳細は運営者に直接ご確認ください。
7
読谷にあるひっそりと佇むカフェのようなお店。家庭的な雰囲気が漂うお店はリラックスできる。南インド系のサラサラとしていてヘルシーなメニューが主体で人気はミールスだ。ミールスはワンプレートにのせられた数種類のカレーにパパドやサンバル、ラッサムをお皿の上でライスに混ぜながら食べる。必食は豆カレーでシンプルに豆だけが入ったカレーだが家庭的な優しい味で実に美味しい。チキンカレーも美味しい。
- 【詳細情報】
- 住所:沖縄県中頭郡読谷村字大木375
- 営業時間: [月・火・木・金・土・日]11:00~16:00(L.O/15:30)
- 定休日:水曜日
- アクセス:6号線沿いの大木海産物が見えたらすぐ、斜めに駆け上がる集落内へ入る細道へ一本入ります。小さな看板を目印にお車でどうぞ。数件並んだ外人住宅のひとつ。バス停: 古堅小学校入口から徒歩5分。
※新型コロナウイルス感染対策の影響で営業時間が変更になってる可能性があります。詳細は運営者に直接ご確認ください。
8
県庁前駅から歩いて10分の場所にお店はある。インドネパール系のカレー店でクリーミーなカレーが主体。人気はマトンカレーで香り高いスパイスにマトンのうま味がマッチして本格的な味わいだ。ナンもふわふわでおいしい。他にもチーズナンはチーズたっぷりで甘めのナンと良くあっているのでぜひ試してみて欲しい。
- 【詳細情報】
- 住所:沖縄県那覇市楚辺1-3-21
- 営業時間: 【ランチ】11:00~15:00【ディナー】17:00~22:00
- 定休日:日曜日休業
- アクセス:県庁前駅から徒歩10分
※新型コロナウイルス感染対策の影響で営業時間が変更になってる可能性があります。詳細は運営者に直接ご確認ください。
9
牧志にある本格インド料理店。人気はチキンカレー。濃厚でジューシーなチキンのコクが凝縮されており何度食べても食べ飽きないおいしさ。タンドールで焼き上げるナンもモチモチでなかなか良い。サイドメニューのサモサはサクサクの皮にカレー味の具材が入って日本人好みな味で食べやすいので一度食べてみてほしい。美栄橋駅から歩いて5分の場所にお店はある。
- 【詳細情報】
- 住所:沖縄県那覇市牧志1-1-37 1F
- 営業時間: 11:00~15:0017:00~22:00(ラストオーダー:21:45)
- 定休日:無休
- アクセス:美栄橋駅から徒歩5分
※新型コロナウイルス感染対策の影響で営業時間が変更になってる可能性があります。詳細は運営者に直接ご確認ください。
10
国体道路沿いにある本格的なインド料理店。ぜひ食べて欲しいのはマトンカレーで噛むほどに旨味があふれるその味は実に美味しい。シーフードカレーも美味しい。タンドールで焼き上げるナンも焼き立てで甘い香りがしていい感じ。
- 【詳細情報】
- 住所:沖縄県中頭郡北谷町字伊平458-1 イーグルロッヂ 1F
- 営業時間: 11:00~22:00
- 定休日:無休
※新型コロナウイルス感染対策の影響で営業時間が変更になってる可能性があります。詳細は運営者に直接ご確認ください。